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三越伊勢丹、きしむ統合 いいとこ取り戦法、空回り(フジサンケイ ビジネスア…

三越伊勢丹、きしむ統合 いいとこ取り戦法、空回り(フジサンケイ ビジネスアイ)

以下、記事より引用。
http://rd.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/bus_all/fsi/*http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000000-fsi-bus_all



 3年前の経営統合で業界首位に立った三越伊勢丹ホールディングス(HD)が、統合の果実を取りあぐねている。統合の象徴として大幅増床した三越銀座店(東京都中央区)は伸び悩み、統合後初の新規出店となった「JR大阪三越伊勢丹」も想定した売上高に届いていない。4月1日には傘下の事業会社「三越」と「伊勢丹」を統合し「三越伊勢丹」がスタートしたが、旧社間で賞与の格差が残るなど社内からは不協和音も聞こえる。統合時に「最強の百貨店グループ」と期待された三越伊勢丹HDだが、統合の真価が改めて問われている。



 ◆消えた?相乗効果



 「どんな客層がターゲットなのか分からない」「買い回りしにくい」-。



 かつて“OL御用達”として人気を誇り、昨年9月に増床リニューアルした三越銀座店に対して、顧客からこんな声が漏れる。年配向けのブランドも配置、本来の三越の主力顧客層に向けた品ぞろえも拡充した。だが、都内に住む主婦(68)は「何だか落ち着かない」と話す。



 三越銀座店の増床規模は従来の1.5倍。狙いは三越と伊勢丹の「経営統合の象徴」にあった。多くの百貨店が1階に置く化粧品売り場をあえて地下に配置し、代わりに婦人雑貨を展開する斬新なレイアウトに加え、旧伊勢丹が新宿本店で大成功を収めた、ブランドにこだわらずセンスの良い品を並べる「自主編集売り場」を採用。「伝統の三越」「ファッションの伊勢丹」の相乗効果で、年配から若年層まで幅広い顧客の心をつかむ戦略だった。



 売上高の目標は「オープン後1年間で約630億円」(石塚邦雄HD社長)だが、関係者は「達成できるかは微妙」と打ち明ける。いいとこ取りを狙った仕掛けが、かえって顧客層を絞り切れない問題として浮上した。



 今年5月にJR大阪駅の新駅ビルに開業した「JR大阪三越伊勢丹」は、伊勢丹の大阪初出店として話題を集めたが、売上高はスタートの5月から目標を下回る状況が続く。



 ◆著しい求心力低下



 主要店舗の苦戦は、折りからの消費不振に加え「旧三越と旧伊勢丹の融和が進んでいないため」と指摘されている。とくに最大の要因として業界関係者が口をそろえるのは、伊勢丹出身の武藤信一前HD会長の昨年1月の死去だ。経営統合の旗振り役だった武藤氏を失ったことで、著しい求心力の低下を招いたという。



 武藤氏の死後、伊勢丹主導で進んでいた品ぞろえなどのマーチャンダイジング(MD、商品政策)がぼやけ「中途半端になった」(関係者)という。銀座店に出店したある業者は、どこに決定権限があるのか分からず、複数の部署に話を通さなければならなかったとの話もある。



 ■効率化の果実収穫なるか



 ◆格差に根強い不満



 また、賞与の格差も不協和音を増幅させている。4月の傘下会社統合後も、6月の賞与で旧三越社員の支給額が旧伊勢丹社員の半分以下のケースもあるなど、いまだに大きな格差がついている。三越伊勢丹HDは「いずれ是正する」(広報)と説明するが、「同じ仕事をしているのに納得できない」という不満は旧三越社員の間に根強い。



 さらに4月から三越の外商の売り上げが伊勢丹の売り上げとして計上されることになり、「伊勢丹上位」に対する旧三越社員の不満は高まる一方という。



 三越伊勢丹HDは2008年の統合後、不採算店舗の閉鎖や関連会社の再編といった合理化に着手し、08年度からの2年間で販売管理費を200億円以上も削減。



 右肩下がりだった営業利益も09年度を底に少しずつではあるが、上昇基調に転じさせつつあるなど成果は出てはいる。



 ◆現場の声取り入れ



 だが、「最強の百貨店グループの誕生」として業界を騒がせたわりには、現在までの統合効果は「想定を下回る」(業界関係者)結果に終わっているのが実情だ。



 同社グループが反転攻勢として期待をかけるのが、4月の三越伊勢丹の発足に伴い進めている構造改革だ。



 例えば仕入れでは工場から店頭までのサプライチェーンの流れを効率化する改革に本格着手、現場での意見を製造に反映しやすくした。こうした取り組みを浸透させ、同時に融合も進める考えだ。



 三越伊勢丹の大西洋社長は、「百貨店の存在意義が問われている中での統合。確実に成果を挙げたい」と意気込むが、先行きは平坦(へいたん)ではない。(佐久間修志、藤沢志穂子)



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